引っ越しが決まって、保証人のことで久々に親に電話した。
母親にその旨伝えると、言葉には出さないが、
あまりにも、聞いたことないようながっかりなトーンで、
細かいことも尋ねずに、手短に、電話を切った。
ふがいないなあと思った。
東京タワーを読んでる最中だから、なおさらか。
選んだ選択肢は10人中9人が間違ってるよと言うだろう。
そうやってこの先も歳をとっていくのかな。
帰り道、インターチェンジの手前で『旭川』と書かれたダンボールを
掲げる若者2人を見た。
彼らと今の自分を重ねた、なんか上手い例え話を考えてみたが
そんなんくだらなすぎる言い訳で、だからどうしたと呟いたり、
じっと口をつぐんだり。